チェコは市場予想を上回る利下げ　　ポーランドズロチのスワップ成績（6月16日週）

チェココルナ

2024.06.28

みなさんこんにちは。高金利通貨の長期保有でスワップ狙いの運用をしています。中欧通貨のポーランドズロチとチェココルナは対ユーロで変動が小さく、為替の面では比較的安定しています。一方で、ポーランドもチェコも利下げを始めていて、スワポは減少傾向となっています。

6月25日発表のポーランドの5月の失業率は予想どおりの5.0%となり、前月の5.1%から低下しました。

6月16日週のユーロ/ズロチは4.376で始まり4.381の高値をつけましたが、4.317まで下落し4.326でクローズとなりました。6月23日週は4.287までユーロ安ズロチ高が進んだのちは4.3台で推移しています。

ユーロ/ズロチは5月28日にコロナ後の安値の4.247をつけ、6月前半はユーロ高ズロチ安で上昇していましたが、上げ止まって4.30を挟んで揉み合い気味の動きです。

Axioryでユーロ/ズロチの売りを100,000通貨保有としていましたが、上昇したので20,000通貨追加して120,000通貨としています。変動を抑えるため、いくらか逆相関の傾向があるユーロ/米ドルの売りポジ80,000通貨と組み合わせています。

6月16日週の合計のスワポ額は3,532円とわずかな増加でした。

利益の合計は前週比+280,037円と久々の反発となりました。

ユーロ/ドルの評価損益がプラ転後に伸びていて、だいぶズロチのマイナス分を補っています。ズロチの含み益が膨らんだ時点で少し利確しておくべきでしたが、手遅れですね。

ズロチの保有数が多くて変動が大きめなので、もう少しバランスの良い保有割合を探っていきたいです。

週間スワップ推移

年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

　↓前週のポーランドズロチの成績↓

　↓翌週のポーランドズロチの成績↓　　

AXIORYでユーロ/チェココルナの売り170,000通貨保有していましたが、スワポがマイナスとなったので決済しました。

スワポがプラスのiFOREXに引越して50,000通貨ポジり、下落したところで20,000通貨追加し、先週さらに30,000通貨追加して、100,000通貨で運用しています。

チェコ国立銀行は6月27日に政策金利を0.5%引き下げ4.75%としました。市場予想の0.25%を上回る利下げ幅となりました。

6月16日週のスワポの合計額は2,467円と、ポジションを増やしたこともあり増加しています。

損益の合計は前週比で-124,653円と大幅減少しました。

昨年からのコルナ安が止まり、反発となっていましたが、6月に入り反転しユーロ高コルナ安となりました。政策金利の引き下げでコルナ安がさらに進んでいます。

週間スワップ推移

年率は実際にこの運用で入れている額をもとにした証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷10000 通貨あたりの証拠金：左)とレバレッジをかけていない場合の保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷ユーロ円終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)