選挙通過後の政局不安が継続　　メキシコペソのスワップ成績（6月9日週）

みなさんこんにちは。10通貨（米ドル・ユーロ・メキシコペソ・トルコリラ・南アフリカランド・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）でスワップポイント運用をしています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。

先月末から選挙結果を受けた通貨の乱高下が続いています。南アフリカ、インド、メキシコ、欧州連合で選挙後の政局の不安が広がりました。

週間の対円の騰落を見ると、南アフリカランドが強く選挙後の下落を取り戻しつつあります。メキシコペソも週間ではわずかなマイナスで、底打ちしたかも知れません。

欧州議会選挙の影響で、今週は中欧通貨の下落が目立ちました。ハンガリーフォリントが最下位で、ポーランドズロチ、チェココルナも軟調でした。混乱も時間が経てばそれなりに収まるのではないかと思うので、ランドに続いて他の通貨も戻りに期待です。

6月9日週の10通貨の合計スワポ額は前週比で+2,579円の121,491円でした。

トルコリラのスワポが増加しています。これまで安定していたインドルピーが半減でガッカリです。ユーロも利下げのせいか減少しています。まあ、そこも含めて分散が大切ですね。

6月11日発表の4月のメキシコの工業生産は前年比で予想4.4%のところ5.1%となり、前回の-3%を上回りました。前月比では-0.5%なので、昨年のベース効果っぽくて微妙ですね。

6月9日週のメキシコペソ/円は8.542で始まり、週初に8.621の高値をつけたのち8.214まで下落しましたが、8.524と小幅マイナスでクローズとなりました。

5月21日につけた9.454の高値から13%ほど下落し、少し戻しています。

6月9日週の米ドル/メキシコペソは18.350で始まり18.214の安値をつけましたが、ドル高ペソ安が進み18.980まで上昇し18.465でクローズとなりました。

ドル/ペソは急上昇となって19.0手前でいったん上げ止まっています

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有していましたが、ペソ大幅安で20,000通貨ビビリ利確しています。その後40,000通貨売りを入れて100,000通貨保有としています。

週間のスワップポイントは8,426円と前週比で増加しました。ポジション増の分だけでなく、10,000通貨あたりの1日の額でも増えています。

合計の損益は前週比で-42,330円と減少しましたが、減少額はだいぶ少なくなりました。

決済にともなって、862,244円の為替差益と394,981円のスワポ益を確定しています。ポジションを取り直してペソ回復待ちです。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)