年初来高値更新後に円高進み急落　ブラジルレアルのスワップ成績（11月12日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有することでスワップポイント狙いの運用をしています。

ブラジルの政策金利は12.25%と高金利ですが、現在中銀は緩和に転換していて今後も利下げ継続が見込まれています。ブラジルレアルの下落を懸念してポジションを減らしたのですが、通貨は上昇基調なうえ、なぜかIG証券が利下げ後にスワポを増額していて、モヤモヤ感が拭えません。

先週は米CPI後に米金利低下で米ドルが下げて、高金利通貨は相対的に金利で有利になって上昇したものの、その後は円高が進みレアル/円は急落と難しい相場でした。

11月12日週のレアル/円は30.894で始まり、31.201まで上昇しましたが、一転下落となって30.479の安値をつけました。19日週も軟調で30.176まで下落しています。

今年のレアル/円は上昇を続けていて、金融政策が緩和に転換したことで9月に下落していましたが、順調に回復して年初来高値を更新しています。

ブラジルレアル/円を買いで120,000通貨保有していましたが、中銀が緩和に転換したため20,000通貨決済して、100,000通貨保有としています。

11月12日週のレアル/円のスワップポイントは6,870円で、1日あたりでは98円となりました。

合計の利益は前週比で-26,930円と減少し、評価益も100万円割れとなりました。レアルが高値更新でも値を保てず、利益も伸び悩みました。

レアルがそこそこ堅調で、入金20万で利益+800%の160万超えとなっていて、スワポも年179%で入ってくるようになっているので、円高にビビることなくできるだけ引っ張りたいところです。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷終値÷10,000：右）を示しています。

週間運用成績(円)