メキシコ政策金利は11.25%に据え置き　　メキシコペソのスワップ成績（5月14日週）

10通貨分散スワポ運用の週間の成績　

みなさんこんにちは。現在10通貨（米ドル・英ポンド・ユーロ・メキシコペソ・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）をスワップポイント目的で保有しています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散し、為替変動の大きいクロス円の通貨ペアを減らして安定した運用を目指しています。下げまくった南アフリカランドは全ポジ損切りして撤退しています。

前の週末にあったトルコ大統領選挙は過半数の票を獲得した候補者がおらず、決選投票となって、来週28日までお預けです。ドル高円安傾向が続いていましたが、週末にかけパウエルFRB議長のハト派発言と連邦債務上限協議の難航で巻き戻しとなりました。

5月14日週の合計スワポ額は前週比で-2,672円の111,256円でした。ユーロやドルのスワポが多くなっていて、高金利通貨での運用と言えなくなっています。

メキシコペソの推移と成績　

メキシコ銀行は5月18日に金融政策決定会合を開き、政策金利を11.25%に据え置くことを決定しました。15会合連続で利上げしていましたが、CPI低下などを受けて据え置きとなりました。また、19日発表の3月の小売売上高は前年比で予想4.4%のところ2.5%となり、前回の3.4%からも鈍化しています。

14日週のメキシコペソ/円は7.718で始まり、週初に急上昇し7.80を超えたのちも上昇傾向が続き、19日の金曜日には7.854の高値をつけますが、急落して7.750でクローズとなりました。

ペソ/円は昨年10月と今年3月の高値を結んだライン（赤点線）を上抜けし急騰となり、政策金利据え置きも乗り越え、年初来高値を更新しています。

5月14日週の米ドル/メキシコペソは17.605で始まり、週初に17.421の安値をつけた後はドル高ペソ安となって17.789まで上昇しました。

ドル/ペソは週初に安値を更新しましたが、その後はペソが伸び悩んでいます。対円ではペソ堅調でしたが、対ドルではドル高もあっていまいちな動きとなりました。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有しています。

週間のスワップポイントは11,248円で前週比増加しました。1日あたりでは200円を回復しています。

合計の損益は前週比で-71,428円の4,588,257円で、少し伸び悩みましたが450万超をキープしています。

週間スワップ推移

	通貨ペア	保有数	証拠金額	ドル円終値	スワポ合計	1日平均	年率換算
5/14週	USD/MXN	売80,000	400,000円	137.95	11,248円	200.86円	146.6%/5.3%
5/7週	USD/MXN	売80,000	400,000円	135.73	10,480円	187.14円	136.6%/5.0%
4/30週	USD/MXN	売80,000	400,000円	134.82	12,768円	228.00円	166.4%/6.2%
4/23週	USD/MXN	売80,000	400,000円	136.30	13,328円	238.00円	173.7%/6.4%
4/16週	USD/MXN	売80,000	400,000円	134.12	15,728円	280.86円	205.0%/7.6%

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)

	通貨ペア	評価損益	累積スワポ	確定スワポ	確定損益	合計損益	前週比
5/14週	USD/MXN	4,053,235	1,193,391	(18,780)	-658,369	4,588,257	-71,428
5/7週	USD/MXN	4,135,911	1,182,143	(18,780)	-658,369	4,659,685	+160,542
4/30週	USD/MXN	3,985,849	1,171,663	(18,780)	-658,369	4,499,143	+172,234
4/23週	USD/MXN	3,826,383	1,158,895	(18,780)	-658,369	4,326,909	+76,735
4/16週	USD/MXN	3,762,976	1,145,567	(18,780)	-658,369	4,250,174	+44,180