来週は政策金利決定に注目　　メキシコペソのスワップ成績（3月19日週）

みなさんこんにちは。欧米銀行の信用不安をめぐって日替わりでリスクオンオフに振り回される展開となっています。高金利通貨の3月の動きを見ると、対円では下落していますが、対ドルや対ユーロでは月初とあまり変わらないところまで戻していて、クロス円の通貨ペアを少なめにした分散が効いている感じです。

現在は10通貨（米ドル・英ポンド・メキシコペソ・南アフリカランド・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）で運用していて、週間の合計スワポ額は前週比で-2,343円の98,047円でした。

3月19日週のメキシコペソ/円は7.008で始まり週初に6.792まで大きく下げましたが、7.184まで上昇したのち7.095でクローズとなりました。週初からは少し上げて終了しています。

金融不安で上下の振れが大きくなっていて、年末年始の安値を結んだライン（青点線）を何度か割り込んでいますが、下ひげとなって戻していて、ギリギリで粘っている感じです。

来週は30日にメキシコ中銀の政策金利の決定があり、予想は0.25%の利上げとなっています。

3月19日週の米ドル/メキシコペソは18.827で始まり週初に19.229まで上昇しましたが、ドル安ペソ高が進んで一時は18.382をつけて、18.424でクローズとなりました。

前の週から今週の週初にかけて急速なドル高ペソ安となっていましたが、だいぶ戻してきました。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有しています。

週間のスワップポイントは12,872円となり前週比で増加しました。1日あたりは229円となりました。

合計の損益は前週比で+332,520円と、3月になって減らした分をいくらか取り戻しています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)