GDP減速でランド軟調　　南アフリカランドのスワップ成績（2月26日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨に分散投資してスワポを稼いでいます。南アフリカランドは今年の最弱通貨となっていて、安値圏での推移が続いています。また、スワポもメキシコペソやハンガリーフォリントと比較するとだいぶ低めです。

昨年10-12月期のGDPの発表が相次いでいますが、各国とも成長の鈍化が見られます。金利引き上げの影響が出てきている可能性がありそうで要注意です。

3月7日に南アフリカ統計局が発表した昨年の第4四半期国内総生産（GDP）は前年比で予想の2.1%を下回る0.9%となり、前の期の4.2%（4.1%から上方修正）からも鈍化しています。前期比では予想-0.4％のところ-1.3％と大幅な落ち込みとなりました。

2月26日週のランド/円は7.42で始まり週初に7.38まで下落しましたが、次第に上昇して7.53をつけて、週初よりランド高の7.49で週を終えました。3月5日週は7.50を高値に軟調となって、GDP発表後には7.36まで下げています。

下降ウェッジが煮詰まったのち上抜けしたかに見えましたが、再度下落となっています。ここで粘って下値を固めてもらいたいところです。

2月19日週のユーロ/ランドは19.437で始まり19.620まで上昇しましたが、その後はユーロ安ランド高となって19.210をつけました。3月5日週は再び上昇に転じて19.677をつけて前の週の高値を超えてきています。

ランドが少し戻してユーロ/ランドが下げたかと思いましたが、上昇トレンド継続でまた上値抵抗線に寄せてきました。

ユーロ/ランドの売りを80,000通貨保有しています。

2月26日週の週間のスワップ額は前週比で減少して8,316円となり、10,000通貨の1日あたりのスワップポイントは148円でした。

合計の損益は前週比で+88,428円となり、先週末の時点では評価損益がプラス圏に浮上しましたが、また今週に入ってからランドが軟調です。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるように
ポジションの金額をもとにしたものも加えました（右：1日のスワップ×365日÷ポジ金額）。
ポジションの金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)