インドは4.90%へ政策金利引き上げ　　インドルピーのスワップ成績（6月5日週）

インドルピーの推移と成績　

みなさんこんにちは。高金利通貨に長期分散投資して、スワップポイントによる収益獲得を目指しています。

高金利通貨は週末に向けて急な調整となりましたが、対ユーロのインドルピーは上昇となっています。中国人民元は米ドルの割合いが大きい（と思われる）通貨バスケットをもとにした管理通貨なので、かなり米ドルに連動しますが、ルピーはそれ以上にドルに近い動きをするように見えます

ここ2年の動きを見ると、ユーロ/ルピー（オレンジ）の方が、ユーロ/人民元（水色）よりユーロ/米ドル（青）に近い感じです。パフォーマンスは人民元の方がいいので、人民元はドルを強くした動き、ルピーはドルをショボくした動きと言えます。為替の操作の継続ができなくなった時のリスクは大きいですが、他の高金利通貨とは異なる動きとなるので、連動が続くかぎりは分散の効果が絶大です。

インド準備銀行は6月8日に政策金利を発表し、4.40%から4.90％へ0.50%引き上げています。予想の4.80%も上回っています。金融緩和の終了を示唆しており、利上げサイクルに入ってきました。

6月5日週のユーロ/ルピーは83.14で始まり、政策金利を引き上げ後にも83.57までユーロ高ルピー安（上に行くほどルピー安）が進みましたが、その後はルピー高となって82.03まで下落しています。

青の上値抵抗の下でとりあえず反転となったようです。ペソやランドが下落するときでも対ユーロのルピーは上昇してくれるので本当にありがたいです。でも、対ドルでは下げ続けでまったくダメです。

6月5日週の週末のインドルピーの運用全体の損益は前週比で+272,905円の+1,733,471円となりました。

週間の合計のスワップポイントの額は前週比+2,226円の21,709円で、年換算の収益率は約112.8％となりました。

為替もスワポも順調な１週間でした。ホールドする以外自分でできることはほとんどないですが、今週もこの調子で行きたいです。

OANDA：米ドル/インドルピー

米ドル/インドルピーの売りを20,000通貨保有しています。

週間のスワップは前週より少し増加して1,638円となり、9週続けて1,500円台で推移したのち、1,600円台に上げてきました。大きな変化なくゆっくり上昇していて順調です。

合計の損益は-104,399となり、前週比で-16,000円あまりとなりました。かなり証拠金がキツくなってきたので、追加を検討中です。米ドルと連動するのですが、米ドルよりは常に弱い感じで、含み損生活が続いています。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
• 年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷保有金額：右）とを示しています。保有金額は米ドル終値×10,000です。

週間運用成績(円)

iFOREX：ユーロ/インドルピー

ユーロ/インドルピーの売りは合計で150,000通貨を保有していましたが、ルピーが下げたので、10,000通貨追加し、合計160,000通貨としています。同じ口座で一緒に運用しているユーロ/ポーランドズロチを10,000通貨決済してのリバランスです。

週間の合計スワポ額はポジ増もあって前週比で増加して20,071円となりました。1日あたりでも大きく増加して180円台に入っています。

合計の損益は前週比で+288,910円となりました。評価損益がマイ転目前でしたが、どうにか持ち堪えました。

今週は累積スワポが150万に達しそうです。為替もルピーがもう少し戻して欲しいところです。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
• 証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
• 年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
  比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
  保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)