長期でレンジ継続　メキシコペソのスワップ成績（9月12日週）

メキシコペソの推移と成績　

9月12日週もメキシコペソ/円は5.5（黒点線）を挟んだ動きを続けていますが、週後半に軟調となって5.49まで下げています。8月に長期の下値支持線を割ったものの戻していましたが、再び下回る展開となっています。

上昇トレンドに沿って9月始めに5.7あたりまで行くと予想していましたが、外れてレンジ継続の気配が濃厚となってきました。

対ドルのメキシコペソは先週も大きな動きはなく、長期の三角保ち合いの中での推移を続けています。9月12日週も安値19.84と高値20.03の間の動きで20.0を挟んだ小動き継続です。いつまで続くかわかりませんが、この間にスワップを積み上げていきたいと思います。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比-926円の6,440円でした。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の損益は、前週比-87,185円の+2,222,714円となりました。調整気味のペソ安で利益減少です。

各通貨の比較

9月12日週は値を伸ばしていた南アフリカランド/円（ZAR/JPY）が急落に転じました。それでもここ１年では運用中の7通貨のうち最も上げ幅が大きくなっています。ブラジルレアル/円（BRL/JPY）トルコリラ/円（TRY/JPY）も大きく下げています。

対ユーロのロシアルーブル（EUR/RUB）、インドルピー（EUR/INR）はユーロ安もあって堅調でした。おかげで他の通貨ペアのマイナス分を補うことができました。

メキシコペソ/円（MXN/JPY）と人民元/円（CNH/JPY）も下げましたが、比較的小幅な下げですんでいます。

ランド、レアル、リラは変動が大きく、為替で値幅を取っていくなら別ですが、スワップ運用には向かないかも知れません。安定してスワップを稼いでいくには、ペソ、ルーブル、ルピー、人民元の比重を上げていく方が得策と思います。

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• ユーロとの通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。

9月12日週はペソ安が進んで、週間で6万円超のマイナスとなってしまいました。

週間の合計スワップ額は３週連続減少ですが、微減にとどまり5,000円台を維持しています。1日あたりも90円台でほぼ変わらずです。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い（ように見えた）南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨ずつとランド/円の売りと買い300,000通貨ずつを1セットとして、2セット建てています。

9月12日週の合計のスワップ額は週間の合計で1,336円となりました。買いポジションを多くしていたのですが、週の途中から同数としたためスワップが減っています。

先週（9月5日週）のみんなのFXのキャンペーンのスワップ上乗せ額は816円でした。スワップと上乗せ額の合計は3,070円でした。

週間スワップ推移

ランドもペソも買い持ちの方が多かったのですが、下落となったのでLIGHT FXのペソの買いを決済して、クリック365でランドの売りを入れて売り買い同数としました。ちょっとタイミングが遅れて、為替で3万円ほどマイナスとなってしまいました。

週間運用成績(円)