ベッセント米財務長官発言で円高　　メキシコペソのスワップ成績（8月10日週）

みなさんこんにちは。動きの異なる複数の通貨に分散しつつ、ハイレバで高収益を目指してスワップポイント運用をしています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していたものを徐々に規模縮小して、4通貨（メキシコペソ・ブラジルレアル・・チェココルナ、ハンガリーフォリント）としています。米ドル、ユーロ、南アフリカランド、トルコリラ、インドルピー・ポーランドズロチは一旦運用停止中です。

ベッセント米財務長官が13日、日銀について「後手に回っていて、利上げをしてインフレの問題をコントロールする必要がある」と述べたと報道されています。こののち円高が進み、クロス円は下落しましたが、やや戻しています。

対円の週間騰落では、ハンガリーフォリントがトップで、南アフリカランドとブラジルレアルが続いています。

ベッセント発言で下落ののち、メキシコペソだけ戻りがなく最下位となっていて、米ドルと米ドル連動のトルコリラも軟調でマイナスでした。

運用4通貨の合計スワポ額は前週比-6,444円の29,450円となりました。ポジションをとったハンガリーフォリントのスワポがフルで寄与した分増えていますが、チェココルナのスワポが急にマイナス転落で合計額は前週比マイナスとなりました。

ユーロ/コルナは元本33万円で3.5倍くらいになって、スワポも年150％ほど稼げていたので、ダメージ大きいです。週明け決済の予定ですが、プラスのうちに整理できるのは幸いかとも思います。

内訳

8月10日週のメキシコペソ/円は、7.936で始まり7.980まで上げますが、7.830まで下落し7.851でクローズとなりました。

ペソ/円は7月31日に8.026まで上昇しましたが、その後は8円を下回ったところで揉み合いとなっています。

8月10日週の米ドル/メキシコペソは、18.599で始まり18.512の安値をつけたのち、18.851まで上昇し18.745でクローズとなりました。

ドル/ペソは18.5を割ることができずに跳ね返されていて、このまま上がるとダブルボトムになりそうな雰囲気もあります。

米ドル/メキシコペソの売りを100,000通貨保有としていましたが、トランプ関税相場に耐えられず半分に減らしています。

週間のスワップポイントは2,460円と大幅減少となりました。前の週の政策金利引き下げの影響が出ていそうです。

合計の損益は前週比で-77,172円でした。

ドル/ペソは7月以降ヨコヨコで、18.5〜19.0で膠着しています。合計利益も+400万円を挟んでを行ったり来たりが続いています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)