豪ドル/NZドル手動両建て順張り反復売買
22年6月から検証している豪ドル/NZドルの手動両建て順張り反復売買の運用結果を公開しています。順張りのリピート売買で運用し、特に相場の上下を予想することなく等間隔の注文と決済を繰り返すことで、安定した利益を目指しています。
高収益を狙ってトラップ幅や利確幅は試行錯誤中ですが、両建てで利確幅を狭めて上げても下げても着実に利益を重ねる回転重視の設定で運用中です。
一般的な逆張りリピート売買の短所をできるだけ避けることで、これまではリスクを抑えながら高収益を実現できています。少しずつ利益が積み上がり、複利効果で運用額が増え、現在は元本比年100%超の収益率を継続中です。

今週の経済指標
17日にオーストラリアの6月の雇用統計が発表され、失業率は予想4.1%のところ4.3%と上回り、前回の4.1%からも悪化しています。雇用者数は、予想2.04万人のところ0.20万人となり、前回分が-0.25万人から-0.11万人に修正されています。正規雇用者が-3.82万人とだいぶ減っていますね。
豪ドル/NZドルの値動き
7月13日週の豪ドル/NZドルは、1.0913で始まり1.0990まで上昇しましたが、豪雇用統計発表後は下落に転じ1.0911の安値をつけて1.0915でクローズとなりました。
前の週に両国の政策金利決定を通過して上昇となっていましたが、豪雇用統計で反転となっています。
現在の水準は、ちょうど2月19日の今年の高値1.1175と4月22日の安値1.0652の中間の1.0914付近です。チャート上も何度か止められている重要なところですね。
今週の運用成績
今週は、買いポジの売り決済が4回、売りポジの買い決済2回の計6決済でした。13,241円の確定利益で、週2.65%、年率換算で137.7%となりました。
年100%を達成するために目安となる週1.9%は超えていて、そこそこ順調です。
元本を50万円としてから109週間(第53〜161週)の合計の利益は、確定益が1,223,302円、含み損益が-6,577円となり、年116.1%と収益率は低下しました。
投資元本 | 決済数 | 期間確定損益 | 週利 | 合計確定損益 | 評価損益 | 合計損益 | 年率 | |
161週(7/13) | 500,000円 | 6 | 13,241円 | 2.65% | 1,223,302円 | -6,577円 | 1,216,705円 | 116.1% |
160週(7/6週) | 500,000円 | 10 | 22,527円 | 4.51% | 1,210,061円 | +3,225円 | 1,213,316円 | 116.8% |
159週(6/29週) | 500,000円 | 8 | 13,775円 | 2.76% | 1,187,534円 | -19,329円 | 1,168,205円 | 113.5% |
158週(6/22週) | 500,000円 | 1 | 1,742円 | 0.35% | 1,173,759円 | -47,992円 | 1,125,767円 | 110.5% |
157週(6/15週) | 500,000円 | 4 | 7,552円 | 1.51% | 1,172,017円 | -16,968円 | 1,155,049円 | 114.4% |
105-156週 | 500,000円 | 509 | 691,554円 | 2.66% | 1,164,465円 | -45,402円 | 1,119,063円 | 111.9% |
53-104週 | 500,000円 | 460 | 472,911円 | 1.82% | 472,911円 | -234,171円 | 238,740円 | 47.7% |
- 2年目に元本を倍の50万円に増やした時点から計算していますが、2年目(53-104週)と3年目(105-156週)はそれぞれまとめてあります。なお1年目は元本25万円で+144,695円の利益、収益率は年57.9%でした。
- 評価損益は1年目終了時の評価損の-67,637円からの増減額となります。
手動両建て順張り反復売買の基本設定
基本の設定はこちら↓

現在はトラップ幅10pips、利確幅25pipsとしています。今週11日から1注文10,000通貨に増額しました。
*元本15万円で1注文あたり1,000通貨で開始し、1年目途中に元本25万円で2,000通貨に増額。2年目は元本50万円で1注文あたり5,000通貨で運用していました。運用資産の増加に合わせて、少しずつ増やしています。
手動両建て順張り反復売買の運用実績
運用開始からの確定損益と評価損益の推移です。1年目(元本25万円で+144,695円)も含んでいます。
今週の豪ドル/NZドルは、確定益(青)が増加しましたが、含み損(オレンジ)も増加し、差し引きの利益(赤線)は微増でも収益率は低下でした。
今週で売りポジの方が買いポジより多くなって、スワポが支払いに転じました。まだあまりポジ数に差がないので影響は小さそうですが、今後の値動き次第で利益を左右するかもしれません。
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