豪ドル/NZドル手動両建て順張り反復売買
22年6月から検証している豪ドル/NZドルの手動両建て順張り反復売買の運用結果を公開しています。順張りのリピート売買で運用し、特に相場の上下を予想することなく等間隔の注文と決済を繰り返すことで、安定した利益を目指しています。
高収益を目指してトラップ幅や利確幅は試行錯誤中ですが、両建てで利確幅を狭めて上げても下げても着実に利益を重ねる回転重視の設定で運用中です。
少しずつ利益が積み上がり、複利効果で運用額が増え、現在は元本比年100%超の収益率を継続中です。

今週の経済指標
7月2日発表の5月の豪建築許可件数は、前月比で予想4.1%のところ3.2%となりましたが、前月の-4.1%(-5.7%から修正)を上回りました。また、同日発表の5月の小売売上高は、予想0.4%のところ0.2%となりましたが、前回の0.0%(-0.1%から修正)から改善しています。
来週は8日に豪準銀の政策金利決定、続いて翌日の9日にNZ準銀の政策金利決定があり注目です。豪は0.25%利下げ、NZは据え置きが予想されているようですが、豪指標がやや改善で据え置きとの見方も出始めています。
豪ドル/NZドルの値動き
6月29日週の豪ドル/NZドルは、1.0802で始まり週初に1.0762まで下落しましたが、豪指標発表後に大きく上昇し1.0845の高値をつけて1.0816でクローズとなりました。
今週の豪ドル/NZドルは、週初に下げて三角保ち合い下抜けかと思いましたが、上昇に転じて上に抜けたようです。来週の両国の政策金利決定の結果によっては、さらに値幅が出るかも知れません。
今週の運用成績
今週は買いポジの売り決済が7回、売りポジの買い決済が1回の計8決済でした。13,775円の確定利益で、週2.76%、年率換算143.3%となりました。
値幅はあまり出ませんでしたが、安いところから上昇となり、まあまあ決済がありました。
元本を50万円としてから107週間(第53〜159週)の合計の利益は、含み損減少で1,168,205円と増加し、収益率も年113.5%と前週から上昇しました。
投資元本 | 決済数 | 期間確定損益 | 週利 | 合計確定損益 | 評価損益 | 合計損益 | 年率 | |
159週(6/29週) | 500,000円 | 8 | 13,775円 | 2.76% | 1,187,534円 | -19,329円 | 1,168,205円 | 113.5% |
158週(6/22週) | 500,000円 | 1 | 1,742円 | 0.35% | 1,173,759円 | -47,992円 | 1,125,767円 | 110.5% |
157週(6/15週) | 500,000円 | 4 | 7,552円 | 1.51% | 1,172,017円 | -16,968円 | 1,155,049円 | 114.4% |
105-156週 | 500,000円 | 509 | 691,554円 | 2.66% | 1,164,465円 | -45,402円 | 1,119,063円 | 111.9% |
53-104週 | 500,000円 | 460 | 472,911円 | 1.82% | 472,911円 | -234,171円 | 238,740円 | 47.7% |
- 2年目に元本を倍の50万円に増やした時点から計算していますが、2年目(53-104週)と3年目(105-156週)はそれぞれまとめてあります。なお1年目は元本25万円で+144,695円の利益、収益率は年57.9%でした。
手動両建て順張り反復売買の基本設定
基本の設定はこちら↓

現在はトラップ幅10pips、利確幅25pips、1注文8,000通貨にしています。運用資産の増加に合わせて、だいたい半年に1,000通貨ずつ増やしています。
*元本15万円で1注文あたり1,000通貨で開始し、1年目途中に元本25万円で2,000通貨に増額。2年目は元本50万円で1注文あたり5,000通貨、3年目は途中まで7,000通貨で運用していました。
手動両建て順張り反復売買の運用実績
運用開始からの確定損益と評価損益の推移です。1年目(元本25万円で+144,695円)も含んでいます。
今週の豪ドル/NZドルは、確定益(青)が増加し、含み損(オレンジ)が減少したため、差し引きの利益(赤線)は上昇となりました。
豪ドル/NZドルは少し上方向に動きました。最低でも今週くらいの確定利益が出ると、年100%を維持できる可能性も高まりますね。
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