4月のCPIは3.93%に加速　　メキシコペソのスワップ成績（5月4日週）

みなさんこんにちは。動きの異なる複数の通貨に分散しつつ、ハイレバで高収益を目指してスワップポイント運用をしています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していたものを徐々に規模縮小して、4通貨（メキシコペソ・ブラジルレアル・・チェココルナ、ハンガリーフォリント）としています。米ドル、ユーロ、南アフリカランド、トルコリラ、インドルピー・ポーランドズロチはを一旦運用停止中です。

先週は、米英で関税交渉で合意となり、米中交渉も開始が決まったこともあり、いくらかリスクオンとなって円安が進みました。

週間の対円の騰落では、先週に続いて南アフリカランドがトップ、ポーランドズロチ、メキシコペソが値を伸ばしました。トルコリラはプラマイゼロで、ハンガリーフォリント、チェココルナ、インドルピーはマイナスとなりました。

運用4通貨の合計スワポ額は前週比-737円の20,076円とやや減少でした。前の週の4倍デーの反動で少なくなっていますが、ハンガリーフォリントのスワポは買い増し分増えました。

内訳

年初来の騰落を見ると、下落の大きかった高金利通貨がよく戻してきていて、ブラジルレアルはプラ転していますが、メキシコペソや南アフリカランドはまだマイナス圏で、トルコリラは戻りが鈍いです。

5月8日発表の4月の消費者物価指数（CPI）は、前年比で予想3.90%のところ3.93%となり、前回の3.80%から加速しています。前期比でも予想0.30%のところ0.33%となり、前回の0.31%を上回りました。インフレ加速となったものの、中銀の目標である3%±1%にギリギリ収まっています。

5月4日週のメキシコペソ/円は、7.374で始まり7.199の安値をつけたのち、7.487まで上昇し7.477でクローズとなりました。

トランプ関税発表後に、昨年の安値の6.991を割り込み6.843まで下落しましたが、上昇に転じて戻りを試しています。

5月4日週の米ドル/メキシコペソは、19.625で始まり19.779の高値をつけたのち、19.437まで下落し19.441でクローズとなりました。

ドル/ペソは19ペソ台に入ってペソ高が止まったかに思われましたが、再度下げてきています。

米ドル/メキシコペソの売りを100,000通貨保有としていましたが、トランプ関税相場に耐えられず半分に減らしています。

週間のスワップポイントは4,070円と増加しました。

合計の損益は前週比で+70,999円となり、評価益も100万円を超えています。

トランプ関税に対する懸念が和らいできていて、ペソのさらなる上昇を見込んでいます。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)