12月小売売上高は前年比-0.2%　　メキシコペソのスワップ成績（2月16日週）

みなさんこんにちは。8通貨（米ドル・メキシコペソ・トルコリラ・南アフリカランド・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ）でスワップポイント運用をしています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していましたが、ユーロ・ハンガリーフォリントを決済して運用規模を縮小しました。

先週は国債利回り上昇で円高となり、対円の週間騰落では運用通貨すべて大幅マイナスとなりました。インドルピー、南アランド、ポーランドズロチが上位で、トルコリラが2週連続で最下位となっています。

先週の8通貨の合計スワポ額は90,302円となり、目標の1日1万円を上回り順調です。

2月20日発表のメキシコの12月の小売売上高は、前年比で予想-1.7%のところ-0.2%となり、前回の-1.9%から改善しています。前月比では予想-0.4%のところ0.1%となり、前回の0.2%から低下しています。まちまちの結果でしたが、予想は上回っています。

また、同日公開された金融政策決定会合議事録では、次回の0.5%利下げが示唆され、2025年の成長率見通しが従来の1.2％から0.6％に引き下げられています。

2月16日週のメキシコペソ/円は、7.488で始まり7.516の高値をつけたのち、7.295まで下落して7.310でクローズとなりました。ペソ/円は昨年末から上値切り下げで下落していて、12月の安値の7.289に接近しています。

2月16日週の米ドル/メキシコペソは、20.332で始まり20.203の安値をつけたのち、20.473まで上昇し、20.423でクローズとなりました。

ドル/ペソはどうにか上昇が止まって、下げ始めたかと思いましたが、先週は膠着となっています。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有していましたが、ペソ大幅安でいったん20,000通貨利確し、その後40,000通貨売りを入れて100,000通貨保有としています。

週間のスワップポイントは9,010円となりましたが、誤って多く付与された前週分の訂正はまだのようです。

合計の損益は前週比で-113,039円となりました。

米の対メキシコ関税については交渉が続いていて、まだまだ先が読めないですね。メキシコの成長が徐々に鈍化してきているようで、ペソには厳しい状況が続きそうです。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)