5.5を挟んだ動き　メキシコペソのスワップ成績（7月25日週）

メキシコペソの推移と成績　

7月25日週のメキシコペソ/円は5.51で始まり5.51で終了し、上下はあったものの5.5を挟んで狭い動きとなりました。7月2日のコロナ後の最高値の5.62から調整気味となっていましたが、とりあえず下げ止まったように見えます。月初が高かったこともあり、7月は月間ではマイナスとなっています。

狭いレンジでの動きを考えていましたが、今のところだいたい予想通りの動きとなっています。横ばい中にスワップを貯めていきます。

26日に発表されたメキシコの6月の失業率は予想が4.48％のところ4.02％となりました。失業者数は50万人減となり、労働市場の状況は回復しているようです。

米ドル/メキシコペソはドル高・ペソ安となって20.0を超えていましたが、週初の20.06から下落して（下に行くほどドル安・ペソ高）19.86で週を終えています。ちょっとペソ安となって調整が続くかと思いましたが、ドル安が進んだこともあり、20.0を挟んだ膠着が継続しています。

週間のメキシコペソ運用の全体のスワップ額は、両建にしているランドの分も含めて、前週比+5,183円の+7,646円でした。高金利通貨の調整に合わせて売りを入れていたためマイナススワップが続いていましたが、先週プラスとなり、今週はさらにまともな額まで戻ってきました。

評価損益と累計のスワップと確定損益を合計したペソ運用全体の利益は、前週比+136,819円の+2,174,592円でした。

スワップ増額に加えて、ドル/ペソでの含み益増加で大幅プラスとなっています。

各通貨の比較

7月25日週の高金利通貨はほとんどが週初に下落しましたが、後半に反発しています。

南アフリカランド/円（ZAR/JPY）は下落が続いていましたが、少し戻しが入りました。

常に下げているトルコリラ/円（TRY/JPY）も上向きになっています。

インドルピー（EUR/INR）だけはいつも通り逆行してルピー安でした。

ペソ、ランド、人民元あたりは7月は全般調整気味でしたが、8月には反転上昇となるかに注目です。

• 保有中の通貨と注目の通貨の52週の値動きを示しています。
• ユーロとの通貨ペアは上下反転させています。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソは、売りで80,000通貨を保有しています。

7月は調整が入ってペソ安となっていましたが、最終週に戻しがあり、評価益+200万円回復も目前となりました。

一方で、週間の合計スワップ額は減少して6,000円割れとなりました。前の週に大幅増加した反動が出ています。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨あたりのスワップ額です。
• 年率は証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)と
  保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)で示しています。

週間運用成績(円)

メキシコペソ/円・南アフリカランド/円　両建てサヤ取り

メキシコペソ/円の買いと相関性の高い（ように見えた）南アフリカランド/円の売りを建てると同時に、ペソ/円の売りとランド/円の買いを建てて、仮想ペソ/ランドの両建てサヤ取りを試みています。

だいたいペソとランドを4:3にすると金額が釣り合うので、ペソ/円の売りと買い400,000通貨ずつとランド/円の売りと買い300,000通貨ずつを1セットとして、2セット建てる計画です。

長くかかりましたが、やっと計画通りのポジションを建てることができました。ペソ/円は売り買い800,000通貨ずつ、ランド/円は売り買い600,000通貨ずつで揃いました。安いところで買って高いところで売り、合計の利益が5万円弱増えています。。

スワップもやっとプラスとなりました。売買を繰り返してすでに50万以上利益が出ているので、スワップ運用とかどうでもよくなってしまっているのですが、せっかくなので来週以降は売り買い同数でどのくらいスワップの収益が出るか検証していきます。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)