豪失業率は4.2%で前月と変わらず  AUD/NZD両建て順張り反復売買運用(25/9/14週)

両建て順張り反復売買

豪ドル/NZドル手動両建て順張り反復売買

22年6月から検証している豪ドル/NZドルの手動両建て順張り反復売買の運用結果を公開しています。順張りのリピート売買で運用し、特に相場の上下を予想することなく等間隔の注文と決済を繰り返すことで、安定した利益を目指しています。

高収益を狙ってトラップ幅や利確幅は試行錯誤中ですが、両建てで利確幅を狭めて上げても下げても着実に利益を重ねる回転重視の設定で運用中です。

一般的な逆張りリピート売買の難点を可能な限り回避することで、これまではリスクを抑えながら高収益を実現できています。

 

今週の経済指標

9月15日発表のニュージーランドの8月の購買担当者景気指数は、総合で48.4となり前回の50.6から悪化し、好不況の分かれ目となる50を下回りました。18日発表の第2四半期のGDP成長率は、前年比で予想0%のところ-0.6%となり、前回と変わらずでした。前期比では予想-0.3%のところ-0.9%となり、前回の0.9%からマイナス転落となりました。

18日発表のオーストラリアの8月の失業率は、予想通りの4.2%で前月から変わらずでしたが、雇用者数は予想22,000人のところ-5,400人となり、前回の26,500人も大きく下回りました。

 

豪ドル/NZドルの値動き

9月14日週の豪ドル/NZドルは、1.1170で始まり1.1146の安値をつけましたが、豪ドル高が進み1.1279まで上昇し、1.1258でクローズとなりました。

豪ドル/NZドルは、18日のNZのGDPと豪雇用統計の発表後に上昇となり、昨年の高値の1.1180を明確に上抜けて値を伸ばしました。

 

長い期間で見るとやや豪ドル高が進んでいて、2023年からの緩い上昇トレンドの上限に達しています。ここを抜けてくるか、反転するか注目ですね。

 

今週の運用成績

今週は買いポジの売り決済9回、売りポジの買い決済1回、誤発注の即決済1回の計11決済でした。21,931円の確定益で、週4.39%、年率換算で228.1%となりました。

元本を50万円としてから118週間(第53〜170週)の合計の利益は、確定益が1,325,024円、含み損増加の-388,497円で、差し引き936,557円となりました。合計利益が100万円割れで、収益率も年82.5%に急低下です

  投資元本 決済数 期間確定損益 週利 合計確定損益 評価損益 合計損益 年率
170週(9/14週) 500,000円 11 21,931 4.39% 1,325,024 -388,497 936,557円 82.5%
169週(9/7週) 500,000円 7 13,533 2.71% 1,303,123 -236,514 1,066,609円 94.8%
168週(8/31週) 500,000円 6 12,244 2.45% 1,289,590 -173,800 1,115,790円 100.0%
167週(8/24週) 500,000円 5 11,029 2.21% 1,277,346円 -134,320円 1,143,026円 103.4%
166週(8/17週) 500,000円 9 22,439 4.49% 1,266,317円 -96,953円 1,169,364円 106.7%
165週(8/10週) 500,000円 3 7,073 1.41% 1,243,805円 -36,234円 1,207,644円 111.1%
164週(8/3週) 500,000円 3 6,871 1.37% 1,236,805円 -20,478円 1,216,327円 112.9%
163週(7/27週) 500,000円 1 2,390円 0.48% 1,229,934円 -20,168円 1,209,766円 113.3%
162週(7/20週) 500,000円 2 4,242円 0.85% 1,227,544円 -16,106円 1,211,438円 114.5%
161週(7/13週) 500,000円 6 13,241円 2.65% 1,223,302円 -6,577円 1,216,705円 116.1%
160週(7/6週) 500,000円 10 22,527円 4.51% 1,210,061円 +3,225円 1,213,316円 116.8%
159週(6/29週) 500,000円 8 13,775円 2.76% 1,187,534円 -19,329円 1,168,205円 113.5%
158週(6/22週) 500,000円 1 1,742円 0.35% 1,173,759円 -47,992円 1,125,767円 110.5%
157週(6/15週) 500,000円 4 7,552円 1.51% 1,172,017円 -16,968円 1,155,049円 114.4%
105-156週 500,000円 509 691,554円 2.66% 1,164,465円 -45,402円 1,119,063円 111.9%
53-104週 500,000円 460 472,911円 1.82% 472,911円 -234,171円 238,740円 47.7%
  • 2年目に元本を倍の50万円に増やした時点から計算していますが、2年目(53-104週)と3年目(105-156週)はそれぞれまとめてあります。なお1年目は元本25万円で+144,695円の利益、収益率は年57.9%でした。
  • 評価損益は1年目終了時の評価損の-67,637円からの増減額となります。

 

手動両建て順張り反復売買の基本設定

基本の設定はこちら↓

手動両建て順張り損切り付反復売買ー5
両建て順張り反復売買の成績   前回のブログでは順張り反復売買の問題点を挙げました。もし万が一、このブログを読んで両建て順張り反復売買に興味をもってしまった場合は、是非とも前回取り上げた問題点もご確認ください。最初(1)から読む↓今回は自身の運用の設定を紹介していくのですが、まだ検証中で修正が多く必要なベータ版となって...

現在はトラップ幅10pips、利確幅25pipsとしています。7月11日から1注文10,000通貨に増額しました。

*元本15万円で1注文あたり1,000通貨で開始し、1年目途中に元本25万円で2,000通貨に増額。2年目は元本50万円で1注文あたり5,000通貨で運用していました。運用資産の増加に合わせて、少しずつ増やしています。

 

手動両建て順張り反復売買の運用実績

運用開始からの確定損益と評価損益の推移です。1年目(元本25万円で+144,695円)も含んでいます。

 

今週も豪ドル/NZドルの上昇が続き、確定益(青)が順調に増えましたが、売りポジの含み損(オレンジ)も大幅増加で、差し引きの利益(赤線)が大きく下げています。

豪ドル/NZドルは2022年10月以来の高値となって、含み損増加で合計利益が減少しています。確定利益が積み上がっていて資金的には昨年11月の含み損最大の時よりかなり余裕がありますが、精神的にはこの辺で豪ドル安NZドル高となって下落して欲しいです。

含み損を減らすには、上昇局面で売りポジを取らないようにしないとなりません。豪ドル/NZドルの4月の安値から、約650pipsほど上げたので、全てトラップにかかると65の新規の売りポジションを取ることになりますが、逆指値で順張りにするとスルーしてポジションを取らないところもあります。

現在売りが23ポジなので23/65で、だいたい4割くらいポジって6割スルーですね。もう少しポジが減るよう設定を考えたいと思います。

 

前回の記事↓

昨年来高値1.1180に接近  AUD/NZD両建て順張り反復売買運用(25/9/7週)
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