7月消費者物価指数は前年比5.23%  ブラジルレアルのスワップ成績(8月3日週)

ブラジルレアル

ブラジルレアルの推移

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有することでスワップポイント狙いの運用をしています。

ブラジル中銀は9月から金利を引き上げていましたが、7月は据え置きで政策金利は15%となっています。残念ながらその間IG証券のスワポは増えていません。

 

8月7日発表の7月の生産者物価指数(PPI)は、前年比で前回の5.86%から3.24%に減速し、前月比では-1.21%から-1.25%に低下しています。

また、12日発表の7月の消費者物価指数(IPCA)は、前年比で予想5.33%のところ5.23%となり、前回の5.35%を下回りました。前月比では予想0.37%のところ0.26%と下回りましたが、前月の0.24%からは加速しています。

利上げによる引き締めの効果が出てきて物価指標はやや軟化していますが、中銀のインフレ目標は3%±1.5%で、上限の4.5%を上回ったままです。

 

8月3日週のレアル/円は、26.595で始まり26.279まで下落しますが、27.279まで上昇し27.180でクローズとなりました。10日週もレアル堅調で27.459まで上昇しています。

レアル/円は27円をなかなか抜けることができませんでしたが、先週末に27円台に乗せると、昨年8月以降抜けられなかった27.3まで一気に上昇しています。

 

IG証券:ブラジルレアル/円

ブラジルレアル/円を2021年8月から運用しています。元本20万円で開始し、最大で買いで120,000通貨保有していましたが、中銀が緩和に転換した時点で20,000通貨決済して、現在は100,000通貨保有としています。

8月3日週のレアル/円のスワップポイントは4,750円と変わらずでした。昨年からのブラジル中銀の利上げでもまったくスワポが増えず、政策金利15%でスワポの年率が9.2%というのはちょっと残念ですね。

合計の利益は前週比+63,950円となりました。夏枯れを予想していましたが、やや円安で利益が伸びました。

トランプ関税50%が気になりますが、関税の適用除外も多く課税対象の品目が対米輸出の3分の1程度になるらしいので、あまり影響なく乗り切れるのではないかと見込んでいます。

 

週間スワップ推移

  保有数 証拠金額 終値 スワポ合計 1日平均 年率
8/3週 買100,000 200,000円 26.84 4,750円 67.86円 123.8%/9.2%
7/27週 買100,000 200,000円 26.25 4,750円 67.86円 123.8%/9.4%
7/20週 買100,000 200,000円 26.21 4,750円 67.86円 123.8%/9.4%
7/13週 買100,000 200,000円 26.28 4,750円 67.86円 123.8%/9.4%
7/6週 買100,000 200,000円 26.23 4,750円 67.86円 123.8%/9.4%
  • 年率は証拠金額をもとに計算したもの(1日のスワップ×365日÷証拠金額:左)とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの(1日のスワップ×365日÷終値÷10,000:右)を示しています。

 

週間運用成績(円)

  評価損益 累積スワポ 確定損益 損益合計 前週比
8/3週 657,400 1,040,693 83,760 1,781,853 +63,950
7/27週 598,200 1,035,943 83,760 1,717,903 +8,950
7/20週 594,000 1,031,193 83,760 1,708,953 -2,850
7/13週 601,600 1,026,443 83,760 1,711,803 +9,850
7/6週 596,500 1,021,693 83,760 1,701,953 -3,750

 

↓前週のブラジルレアルの成績↓

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