7月失業率は2.7%で変わらず　　メキシコペソのスワップ成績（7月27日週）

みなさんこんにちは。動きの異なる複数の通貨に分散しつつ、ハイレバで高収益を目指してスワップポイント運用をしています。

2024年を通してほぼ10通貨で運用していたものを徐々に規模縮小して、4通貨（メキシコペソ・ブラジルレアル・・チェココルナ、ハンガリーフォリント）としています。米ドル、ユーロ、南アフリカランド、トルコリラ、インドルピー・ポーランドズロチは一旦運用停止中です。

先週は、米国とEUがトランプ関税15％で合意したのちに欧州通貨は大きく下落しました。米FOMCや日銀の金融政策決定会合もありましたが、政策金利に変更はありませんでした。

また、1日発表の米の雇用統計がかなり悪化しています。日銀会合通過で大きく円安が進みドル円は150円を超えましたが、雇用統計で147.3円まで下落しています。

対円の週間騰落では、ブラジルレアルのみプラスで、米ドルとトルコリラが小幅マイナスで上位となりました。

最下位はポーランドズロチでハンガリーフォリントも軟調でした。

運用4通貨の合計スワポ額は前週比-3,043円の31,304円となりました。前の週にハンガリーフォリントを一部決済した分減少していますが、その後下落したのでいいタイミングで決済できたと思います。

内訳

7月28日発表の7月の失業率は、予想2.8%のところ2.7%となり、前回と変わらずでした。また、30日発表の第2四半期GDP成長率の速報値は、前年比で予想0.2%のところ0.1%となり、前回の0.8%も下回りました。

7月27日週のメキシコペソ/円は、7.954で始まり8.026まで上昇しますが、週末に向け7.790まで大きく下げて7.815でクローズとなりました。

ペソ/円は日銀会合後の円安で8円台を回復して年初来高値を更新し、昨年8月高値の8.006も超えましたが、その後は急落となっています。

7月27日週の米ドル/メキシコペソは、18.564で始まり18.512の安値をつけたのち、18.989まで上昇し18.860でクローズとなりました。

ドル/ペソは前の週に年初来の安値を更新しましたが、18.5を割ることなく戻しています。米雇用統計でドル安となりましたが、ペソも安くなって、週間ではドル高ペソ安となりました。

米ドル/メキシコペソの売りを100,000通貨保有としていましたが、トランプ関税相場に耐えられず半分に減らしています。

週間のスワップポイントは2,960円と減少しました。

合計の損益は前週比で-141,503円でした。

ドル/ペソはドル高ペソ安となって、合計利益は再度+400万円を割ってしまいました。米経済悪化だとメキシコも道連れでしょうね。トランプ関税も本格始動で為替への影響も気になります。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)