昨年上昇率最下位　　ブラジルレアルのスワップ成績（12月22日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有することでスワップポイント狙いの運用をしています。

ブラジルは利下げサイクルを終了し、9月から政策金利を引き上げて12.25%としています。インフレ警戒で14.25%まで引き上げ予想となっていて、スワポ運用には追い風と思われますが、為替は乱高下しています。

2024年のブラジルレアル/円は約12%下落となって、軟調だったトルコリラ（約-7%）やメキシコペソ（約-9%）を抑えて運用中の通貨の中で最下位となりました。昨年末は利上げもあまり支えにならず、年明け初日も下げて始まりましたが、クラッシュもなく長い下ヒゲで少し回復気味にも見えます。

12月22日週のレアル/円は、25.703で始まり24.792の高値をつけたのち、25.270まで下落し25.466で週を終えています。29日週は年明け24.667まで下落しますが、25円台に戻しています。

8月の安値の24.5近辺を試すものの跳ね返されていて、どうにか支えられています。

ブラジルレアル/円を2021年8月から運用しています。元本20万円で開始し、最大で買いを120,000通貨保有していましたが、中銀が緩和に転換した時点で20,000通貨決済して、現在は100,000通貨保有としています。

12月22日週のレアル/円のスワップポイントは5,110円と前週から微増でした。

合計の利益は前週比で-14,790円となりました。

年初の合計利益が約156万だったので、2024年は年間でだいたい-10万になりました。為替のマイナス分が大きくスワポ+27万でも補いきれなかった形です。

スワポ益は年130%あまりで推移しているので、2025年も継続予定ですが、レアル/円が上昇する場面があれば、利確して半分くらいに縮小しようと考えています。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷終値÷10,000：右）を示しています。

週間運用成績(円)