ブラジル中銀は政策金利引き上げで10.75%に　　ブラジルレアルのスワップ成績（9月8日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有することでスワップポイント狙いの運用をしています。

9月12日発表のブラジルの7月の小売売上高は、前年比で予想4.2%のところ4.4%となり、前回の4.1%も上回りました。

また、ブラジル中央銀行は18日の金融政策委員会で政策金利を0.25％引き上げ10.75％としています。昨年の13.75%から利下げとなっていましたが、6月には金融緩和サイクルをいったん中断していました。インフレ懸念で年末に向け追加利上げも見込まれています。

9月8日週のレアル/円は25.420で始まり25.727まで上昇しますが、下落に転じて24.848の安値をつけ25.302で週を終えています。15日週はレアル高で反発となって25.977をつけています。

レアル/円は4月に高値をつけた後は軟調で、7月から急落して24円台に2度突っ込みましたが、下落トレンドの上値抵抗線（青点線）を上抜けしてきました。ネックラインの27.355超えでダブルボトム形成に期待です。

ブラジルレアル/円を2021年8月から運用しています。元本20万円で開始し、最大で買いを120,000通貨保有していましたが、中銀が緩和に転換した時点で20,000通貨決済して、現在は100,000通貨保有としています。

9月8日週のレアル/円のスワップポイントは5,030円と変化なしでした。

合計の利益は前週比で-11,170円となりました。

レアル/円の下落続き利益もかなり減りましたが、底打ち反転の兆しも見えます。この先も利上げで日本と金利差が広がれば、今後の運用にも追い風となりそうです。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷終値÷10,000：右）を示しています。

週間運用成績(円)