保ち合いが継続　ブラジルレアルのスワップ成績（8月27日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨を長期保有することでスワップポイント狙いの運用をしています。

現在のブラジルの政策金利は13.25%と高くなっていますが、金融政策は緩和に転換しており、残念ながらスワポも減少してきています。

9月1日発表の8月のブラジル貿易収支は予想が+97.50億ドルのところ+97.67億ドルとなり、前回の+90.35億ドルから黒字幅が拡大しました。また、同日発表の8月製造業PMIは予想47.2のところ50.1となり、前月の47.8から改善し、好不況の分かれ目となる50を上回りました。

8月27日週のレアル/円は30.050で始まり、前半好調で30.196まで上昇しましたが、週末に向け29.313まで下落し29.565でクローズとなりました。

前の週に大きく値を伸ばし、三角保ち合いの上限を抜けましたが、上ひげとなって戻しています。

ブラジルレアル/円を買いで120,000通貨保有していましたが、中銀が緩和に転換したため20,000通貨決済して、100,000通貨保有としています。

8月27日週のレアル/円のスワップポイントは3,600円で、1日あたりでは60円まで減少しました。付与日数が6日となったことも影響しています。

合計の利益は前週比で-38,300円の1,515,351円となりました。

スワポの大幅減少が痛いですが、経済指標は好調です。利下げで通貨が下落する可能性も高まっていてどこまで継続するか悩ましいところです。

週間スワップ推移

年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう、保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷終値÷10,000：右）を示しています。

週間運用成績(円)