植田新総裁会見後は円安　　メキシコペソのスワップ成績（4月9日週）

みなさんこんにちは。高金利通貨の為替相場は4月に入って上下に振れて、金融不安からの回復も一服した感じでしたが、10日月曜日に日銀の植田新総裁が就任会見で大規模金融緩和を継続する意向を示したため、今週は円安高金利通貨高が進みました。

CPI、PPI、新規失業保険申請件数などの米の経済指標の結果がさえないものだったので、米ドル安となって、対ドルで保有しているメキシコペソとハンガリーフォリントは堅調でした。

現在は10通貨（米ドル・英ポンド・メキシコペソ・南アフリカランド・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）を保有していて、為替変動の大きいクロス円の通貨ペアを減らして安定した運用を目指しています。

4月9日週の合計スワポ額は前週比で+4,998円の91,852円でした。前回の集計で間違いがあり、前の週の分は86,536円から86,584円に修正です。ポジション数はほとんど変更なしだったので、少しメジャー通貨との金利差が拡大した印象です。

15日時点での年初来の累積スワポ額は1,557,356円となっています。

4月9日週のメキシコペソ/円は7.293で始まり週初に安値の7.267をつけたのちは堅調に推移し、7.428まで上昇して7.426でクローズとなりました。

4月3日の直近の高値の7.429までほぼ戻していて3月の高値の7.644へのトライに期待です。

4月9日週の米ドル/メキシコペソは18.120で始まり週初に18.282までドル高ペソ安が進みましたが、その後は下落傾向で17.976まで下げました。週末に向け17ペソ台を維持できず18.019でクローズとなっています。

前の週に3月9日につけた17.898の安値に接近したのち上昇となっていましたが、再度下落していて安値を試しに行きそうです。

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有しています。

週間のスワップポイントは14,132円で、前週比で大幅な増加となりました。1日あたりでは252円となっています。

合計の損益は前週比で+141,081円となり、利益が伸びています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)