高額紙幣流通停止発表も通貨高　　　インドルピーのスワップ成績（5月14日週）

インドルピー

2023.05.25

みなさんこんにちは。金利の高い通貨に長期分散投資して、スワップポイントによる収益獲得を目指しています。

米ドル・ユーロ・英ポンド・メキシコペソ・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリントの10通貨で運用しています。

ユーロ/インドルピーはユーロ/米ドルに連動する傾向があるので、他の新興国通貨と比較してそこそこ安定していたのですが、このところユーロが強くなってパフォーマンスがガタ落ちしました。そこでユーロ/円の買いを入れて、実質ルピー/円の買いとなるようにしています。

19日にインド準備銀行が2000ルピー紙幣の流通を停止させると発表し、今年９月末までに銀行への預け入れや交換を終えることを推奨しています。過去にも16年11月に1000ルピー紙幣の廃止を決定して経済の混乱を引き起こしていますが、今回はあまり為替に影響は出ていないようです。

5月14日週のユーロ/ルピーは89.214で始まり、ユーロ安ルピー高が進み89.034まで下落しましたが、週末に急上昇し89.751の高値をつけています。21日週には再度下落に転じ、89.0を割り込んで88.811まで下げています。

ユーロ/ルピーは90.7で2度跳ね返されてダブルトップ形成で下落しています。3月9日につけた今年の安値の86.324を割れを期待しています。

ユーロ/インドルピーは売り180,000通貨を保有するとともに、ヘッジ目的でユーロ/円を180,000通貨買って実質ルピー/円運用としています。

週間の合計スワポ額は前週から増加し、26,838円となりました。1日あたりでは213円となりました。

合計の損益は前週比で+414,871円となって、プラス圏に浮上しました。

損失を抑えるためにユーロ/円の買いを入れたにもかかわらず、逆に大損こいていましたが、ユーロが戻しだいぶ回復してきました。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)

　　↓前の週のインドルピー成績↓

↓次週のインドルピー成績↓　　

米ドル/インドルピーの売りを20,000通貨保有していましたが、2022年7月14日に強制ロスカットとなり運用終了しました。ちょっと米ドルが強すぎましたね。ペソは対ドルでも粘っていますが、ルピーには荷が重かったかも知れません。

為替差損は-276,670となり、スワポ115,562円との差し引きで、最終の損益は-161,108となりました。ユーロ/ルピーで取り戻していきます。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップポイントの金額です。
年率は証拠金額をもとに計算したもの（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）とレバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう保有金額をもとにしたもの（1日のスワップ×365日÷保有金額：右）とを示しています。保有金額は米ドル終値×10,000です。

週間運用成績(円)