約15年ぶり高値　　メキシコペソのスワップ成績（8月20日週）

9通貨分散スワポ運用の週間の成績　

みなさんこんにちは。9通貨（米ドル・ユーロ・メキシコペソ・トルコリラ・ブラジルレアル・インドルピー・ポーランドズロチ・チェココルナ・ハンガリーフォリント）でスワップポイント運用をしています。ハイレバで高収益を狙いつつ、動きの異なる通貨ペアに分散してリスク抑制を目指しています。

南アフリカランド、英ポンドも保有していましたが、すべて決済しています。

先週のイベントはなんといってもトルコの政策金利でしたが、25.0%への引き上げでトルコリラ/円は急騰しました。その後は押し戻されて、結局週間では0.15円高と2.76％ほどの上昇にとどまりました。預金補填策撤回や介入中止でリラ安圧力は強いままですが、金利引き上げの姿勢が確認されて、下落基調が転換するかに注目しています。

他の高金利通貨もそこそこ堅調で、ブラジルでは新たな財政枠組み案が議会を通過しレアル高となり、インド準銀が為替介入したためルピーも堅調となりました。

8月20日週の合計スワポ額は前週比で+1,677円の73,158円となりました。減少が続いていたスワポが僅かながら増加傾向に転じてきています。ドルとユーロの金利の上昇が頭打ちになって、高金利通貨との金利差の縮小が止まったのではないかと思います。

メキシコペソの推移　

8月20日週のメキシコペソ/円は8.520で始まり、週を通して堅調な動きで8.750まで上昇し、8.745でクローズとなりました。

注目されたジャクソンホール会合を待つことなく上昇し、大きく高値を更新しました。2014年11月の高値の8.719を越えて、リーマンショック後の2008年10月以来約15年ぶりの高値となっています。週間で2.57%の上昇で、トルコリラ/円と比較しても遜色ない強さでした。

20日週の米ドル/メキシコペソは17.049で始まり、週初に17.080の高値をつけますが、大きく下落して週末に向け16.738までドル安ペソ高が進みました。

17台でくすぶっていましたが、17.0を割り込んで下落となりました。7月28日につけた安値の16.626を試す展開となりそうです。

AXIORY：米ドル/メキシコペソ

米ドル/メキシコペソの売りを80,000通貨保有しています。

週間のスワップポイントは 6,432円となり、少しずつ増えてきました。

合計の損益は前週比で+338,359円と、ペソ上昇で利益が伸びました。

評価益が500万を超え、合計の利益も600万円目前となっています。

週間スワップ推移

	通貨ペア	保有数	証拠金額	ドル円終値	スワポ合計	1日平均	年率換算
8/20週	USD/MXN	売80,000	400,000円	146.44	6,432円	114.85円	83.8%/2.9%
8/13週	USD/MXN	売80,000	400,000円	145.40	6,344円	113.29円	82.7%/2.8%
8/6週	USD/MXN	売80,000	400,000円	144.95	6,272円	112.00円	81.8%/2.8%
7/30週	USD/MXN	売80,000	400,000円	141.74	6,196円	110.64円	80.7%/2.8%
7/23週	USD/MXN	売80,000	400,000円	141.16	7,296円	130.29円	95.1%/3.4%

1日平均は10,000通貨あたりのスワップポイントの額です。
年率換算はレバをかけた実際の運用の収益率となる証拠金ベース(1日平均スワップ×365日÷証拠金額：左)とレバをかけなかった場合の収益率である保有額ベース(1日平均スワップ×365日÷終値÷10,000：右)の両方を示しています。

週間運用成績(円)

	通貨ペア	評価損益	累積スワポ	確定スワポ	確定損益	合計損益	前週比
8/20週	USD/MXN	5,281,144	1,323,995	(18,780)	-658,369	5,946,770	+338,359
8/13週	USD/MXN	4,949,217	1,317,563	(18,780)	-658,369	5,608,411	-23,889
8/6週	USD/MXN	4,979,450	1,311,219	(18,780)	-658,369	5,632,300	+180,574
7/30週	USD/MXN	4,805,148	1,304,947	(18,780)	-658,369	5,451,726	-335,565
7/23週	USD/MXN	5,146,909	1,298,751	(18,780)	-658,369	5,787,291	+263,115