8会合連続の金利据え置き　　インドルピーのスワップ成績（10月3日週）

インドルピーの推移と成績　

８日に開催された金融政策決定会合で、インド準備銀行（ＲＢＩ）は政策金利を4.00％に据え置くことを全員一致で決めました。市場予想通りで8会合連続の据え置きとなりました。

10月3日週のユーロ/インドルピーは週初の寄り付きの85.89が安値（ルピーの高値）で、次第にユーロ高ルピー安となり、政策金利の発表のあった8日には86.87まで上昇してほぼ週の最高値でクローズとなりました。

ギリギリ下降トレンドの上限で止まっていたのですが、10日週の週明け以降上値の抵抗線を突破して上昇を続けています。前回安値への到達は遠のいた感じです。

10月3日週の週末のインドルピーの運用全体の損益は、前週比で-163,141円の+230,931円となりました。大幅マイナスで前週の増加分をすべて吐き出しました。

週間の合計のスワップ額は前週比-41円の14,149円で、ほぼ変わらずでした。年換算の収益率は50.7％となりました。

OANDA：米ドル/インドルピー・米ドル/デンマーククローネ　両建て

米ドル/インドルピーの売りと米ドル/デンマーククローネの買いの組み合わせで運用しています。

米ドル高となっているので米ドル/デンマーククローネの買いポジションで評価損が大幅に減るかと思いましたが、意外に動きが小さかったようです。一方、米ドル/インドルピーではルピーが下げて損失増加でした。

スワップは前週より増加して664円となり、1日あたりでは95円まであと少しでした。米ドル/デンマーククローネのマイナススワップの支払い額の増減が大きめになっています。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

iFOREX：ユーロ/インドルピー

ユーロ/インドルピーの売りは合計で150,000通貨を保有しています。

前の週までルピー堅調でしたが、押し戻されて前週比マイナスとなり、一服という状況です。

スワップ額は減少して、1日あたりでは128円台でした。多少増減はありますが、かなり安定しています。

週間スワップ推移

• 1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
• 証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
• 年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
  比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
  保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)