インドSENSEX指数が史上最高値　　インドルピーのスワップ成績（9月19日週）

インドルピー

2021.09.28

9月19日週のユーロ/インドルピーの始値は86.23で、その後はいくらかユーロ高・ルピー安となって（上に行くほどルピー安）86.67をつけましたが、小幅ルピー安の86.44で週を終えています。ユーロ/ルピーは下落トレンドが継続しており、ルピー高で張り付いていて小動きとなっています。

インド株式市場の代表的株価指数であるSENSEX指数の24日終値は60048.47となり、史上最高値をつけ初めて6万台に乗せています。

13日からのここ２週間あまりの動きを見ると、中国の恒大集団の債務問題への懸念もあり、17日の夜あたりから22日朝まで（紫のエリア）高金利通貨が大きく下落しました。

このところはルーブル/円（赤）が上昇していて、底打ちも他の通貨ペアに比べて早くいいパフォーマンスを見せています。

ユーロ/ルピー（黒：上下反転）は対円の通貨ペアが下落した場面でも安定していて、分散効果が大きかったと思います。ルピー/円（オレンジ）も下落が小さめでしたが、両通貨ペアの差はユーロと円の動きの差からきていると考えられます。

３兄弟の中ではやはりペソ/円（緑）が安定していて、スワップ運用向きと思います。ランド（青）も直前に上げていて下落が大きくなっている側面もあるのですが、変動幅が大きいとスワップの利益が為替差損で食われる可能性も高まるので、注意が必要でしょう。

9月19週の週末のインドルピーの運用全体の損益は、前週比で+30,409円の+250,541円となりました。合計の利益が25万円を超えました。

週間の合計のスワップ額は前週比-97円の13,950円で、年換算の収益率は50.0％となりました。

米ドル/インドルピーの売りと米ドル/デンマーククローネの買いの組み合わせで運用しています。

スワップは前週から下がって1日あたりで90円となりました。すこし少ないですが安定しています。

米ドルが強く、対ドルでルピーもクローネも下落しています。

週間スワップ推移

週間運用成績(円)

ユーロ/インドルピーの売りは合計で150,000通貨を保有しています。

あまり高金利通貨の成績が振るわない中で、ルピーは２週続けて前週比プラスとなっていて、好調が継続しています。

スワップ額は少し減少して、1日あたり127円を割ってしまいましたが、長期にわたって増減はわずかで安定しています。

週間スワップ推移

1日平均は10,000通貨の1日あたりのスワップ額です。
証拠金に当てられるトレーディングチケットが25万円分あります。
年率は証拠金額をもとに計算していましたが（1日のスワップ×365日÷証拠金額：左）
比較しづらいので、レバレッジをかけていない場合の年間の収益率を示せるよう
保有金額をもとにしたものも加えました（右）。保有金額はユーロ終値×10,000です。

週間運用成績(円)